21:00 消灯 いつもならメンバーが一番元気な時間帯である。
でも緊張の連続で、疲れ、いびきの大合唱がはじまった。

翌日8月26日(日)午前4:20 起床し、5:30坐禅が終了し、朝のお経に行くところ、助田君の目、充血してませんか?↓

掃除:外・中・食事の準備班に分かれ6:30〜7:30まで、みんな一生懸命に清掃しました。↓
7:30 粥(朝食)掃除のあとの食事は、美味しさもひとしお↓

皆さん、本当にお疲れ様でした。

感想文

・私は人生で初めて、長時間同じ姿勢でいました。坐禅で精神を集中しようと思ったのですが、思いのほか集中できず、足の痛さと日頃の仕事の悩み、眠さにとらわれ、40分が非常に長く感じられました。しかしその中でいろいろと考えることができ結果的に自分を見つめなおす良い機会となりました。最後の法話では、一日一日を大切に生きることの大切さを教えていただきました。明日や未来を楽に生きることを考えるのではなく、今現在を一生懸命生きて、結果将来が幸せになれば良いという考え方が私にはなかった考え方でした。小さなことにとらわれず大きな心で一日一日大切に生きていきたいと思います。

・普段経験できないことを経験できてよかった。久しぶりにゆっくりと自己を見直し、色々考えることができた。坐禅は、初めてでこんなに集中できないものかと思った。やはり足の痛みがひどくだめだった。自分に負けるというのが感じられた。

・私は葬祭業をしているので少しは知っていたつもりでしたが、お経をを少し知っていただけで内容は全く知りませんでした。なかなか来れるかどうかわかりませんが、仕事などで迷ったら又期間を作り坐禅をしに来ようと思っています。

・坐禅は思ったよりも難しく、自分の姿勢が悪いことをあらためて感じました。食事の仕方や合掌の仕方など実生活でも使用できると思いました。この経験を忘れず、辛いときやへこんだときに思い出したいと思います。

・大変良い経験をさせていただきました。坐禅をする前自分の中では簡単なものを安易に考えていましたがいざしてみると時間がたつにつれ足に痛みを覚え集中できなくなっていました。たかが40分程度でしたがじっとしているだけで難しいことを学ばさせていただきました。法話は、明日のこと将来のあるかないか分からないものに期待せず、今日のこと今のことを一生懸命生きることの重要性を学びました。日頃つい今日のこともつかれたら面倒だから明日へ明日へと延ばしがちになってしまっていました。明日どうなるかわからないと思うと今日一日を無駄に生きることはできないと改めて思いました。本当に良い経験をさせていただき感謝しております。また坐禅を組ませていただこうと思います。

最後に
ひとつひとつに作法があり、それぞれの動作に意味がある。なんと奥の深いものだと感じました。それがいつの時代になってもかわらない。生意気ですが、なにか昔あった大切な日本人の心を体験によって感じました。おそらく、この世界は不変でかわっていないのに・・・私たちの生活はどんどん変わっていく。ものがあって当たり前、食事が美味しくて当たり前、自分を省みずせせこましい情報世界にどっぷりつかり、こんな生活を送っている私たちにとって、我慢する、無心になる、規則正しく行う、意味のある心からの動作をする、欲のない世界を体験でき、今一度大切なことを忘れかけていたことに気づかせていただいたような気がします。ありがとうございました。
アカデミーメンバーにとって、忘れられない体験だったと思います。
HOME